溺れる
夏の暑さもひと段落し、今年も水難事故の話を聞く。
溺れるとは一体どういうことなのだろうか
泳ぎが得意の方でも溺れてしまうことがあるというのはどういうことだろうか
波に巻き込まれてたり、息継ぎのタイミングを間違い水を飲む。
その際に鼻の奥から鼓膜の裏側に通ずる耳管に水か入る。
水圧で鼓室などに陰圧、陽圧が繰り返し生ずるために毛細血管が、圧の急変で破綻する
いわゆる耳の奥で中耳や内耳を取り囲む骨のなかに出血が起こる。
その骨の中心には三半規管があり、垂体内うっ血や出血のためにその機能が低下してめまいを覚え、平衡感覚が失われる。
意識はあるが平衡感覚が保てないから上を向いているのか下を向いているのかわからなくなる。
そのために泳ぎが上手でも、溺れてしまう。
つまり陸上を難なく歩く我々もバッドでグルグル回れば歩行が困難になるように、泳ぎが得意な方でも水の中で同じような現象が起こり溺れてしまう。
自分の力をあまり過信せず、十分気をつける必要がある。
高年齢求職者給付金
母が定年を迎えて会社を退職する際に失業保険について質問されたので紹介したいと思います。
60歳以上で雇用保険に6ヶ月以上加入していた期間があった後、退職した場合雇用保険から
高年齢求職者給付金が支給されます。
支給額は
賃金日額=6ヶ月の総賃金/180
か
賃金日額=(6ヶ月の総賃金/6ヶ月の労働日数)×70%
のどちらかです。
それに計算した賃金日額に雇用保険の加入期間の長さからだされる日数をかけます。
雇用保険の加入期間6ヶ月~1年未満の方は
賃金日額×30
雇用保険の加入期間1年以上の方は
賃金日額×50
です。
母「失業保険もらってまた同じ会社に雇ってもらえれば、楽だよね」
といっていたのですが、それ
不正受給にあたります
と一括したらシュンとなりました。
コンドロイチンを多く含む食品
おととしに本格的なそばダイエットを始め、約半年で-10kgに成功した。
しかし、2年かけて徐々に体重が戻り今年初めにはすっかり元どおりになった。
そして、それから緩やかなそばダイエットを始め、6月頭には-5kgの減量に成功した。
方法は至って簡単。そばを食べるだけ。
(詳しく内容は聞きたい方が多いようであればそのうち上げるかも)
毎日そばを食べるのでいろいろなアレンジをしながら食べるのですが、最近こんなものを見つけた。
(株)マルハチ「とろろ」3個パック 小売価格248円
ヤマイモをすらなくていいのでとても便利だ。今年の夏はお世話になろう。
他にも納豆やワカメ、海苔などを入れてアレンジしながら食べている。
そんな、ねばねば食材や海藻などに多く含まれる成分が
「コンドロイチン」だ。
コンドロイチンとは、軟骨組織の成分。軟骨成分の形成と修復を行う。
コンドロイチンを多く含む食品とは
うなぎ・納豆・ヤマイモ
オクラ・なめこ・海藻・フカヒレ
ツバメの巣・すっぽん・鶏の軟骨
ねばねば、ぬるぬる、こりこり、した食品に多く入っている
加齢とともに不足・変性する軟骨成分は症状の初期から治療して軟骨成分の合成を促したり強化することで関節軟骨の変性・磨耗を抑え、進行を防ぐことが大切である。
まだ大丈夫といって油断しないように。
ちなみに目薬などに配合されているコンドロイチンは角膜の保護や潤いも持たせる効能がある。
憧れの機関車(絵本)
憧れの機関車
父さんがぼくに話してくれた
「ケーシー・ジョーンズが機関車に憧れはじめたのは、今のおまえよりずっと小さいときだったんだよ。」
僕たちのヒーロー、機関車ケーシー。
あの体の大きいケーシーが、ぼくよりもちいちゃかったなんてことを想像すると、ついついわらってしまう。
機関車に憧れているぼくの視点でお話が進んでいく。
子供でありながら黒人ということで綿花畑で労働するぼく。その脇を走っていく機関車は憧れとともに希望だった。
雨の降っていた4月のある夜、今までにない大雨が降った。そのため遅れてしまった時間を取り戻すためにケーシーは猛スピードど走っていた。
だからケーシーは前方に走る列車が見えなかった
ケーシーは衝突する前、片手でブレーキをかけ、もう片手で汽笛を鳴らし相方に闇に飛び込めといった。
ケーシーが見つかったときはまだ片手にブレーキをにぎっていたという。
あとがきにもあるが、20世紀初めミシシッピ・デルタ地帯で起こった話。ケーシーの人生と死は歌や物語となって語り継がれている。
労災の保険給付(事例の場合)
知り合いが過度のストレスにより仕事中に意識を失うという事件を聞いたのが先日。
その経緯を本人に少し聞くことができた。
1回目の失神
仕事中に意識を失い救急搬送。手当を受け帰宅。3日間仕事を休む。
2回目の失神
1回目の失神から3週間後、2回目の失神。救急搬送。入院及び7日間仕事を休む。
現在復帰して仕事内容を配慮してもらい負荷の少ない作業。
この事例の場合、受けられる保険給付は次のものがある。
療養補償給付
労災指定病院等で原則として無償で治療を受けることができる。指定病院以外で治療を受けた時はのちに費用の支払い(療養の費用の給付)を受けることができる。
休業補償給付
治療のために働くことができす賃金を受けられない場合に、休業の4日目から1日につき80%相当額が支給される。
(1から3日目までは事業主が労働基準法による休業補償を支払う。賃金の60%相当額)
事例の場合労災病院ではなかったため、療養の費用の給付の対象。休業補償給付については、1回目の失神で3日間の休み。2回目の失神は1回目の失神と同じ災害とみなせるため1日目(通算して休みが4日目)から休業補償給付が支給される。
とまあ、給付についてはこのような内容だ。
しかし、1番の問題は本人が労災申請を出すのを躊躇しているところだ。本人は倒れて休んでしまったことに負い目を感じている。だが、倒れた根本原因は会社にあり、正当な権利の上請求ができるのだ。
知ってほしいのは労災認定は会社に金銭的損失をもたらすことはほとんどない(内容によるが)
労働者・申請を受け付ける直属の上司など、労災が認定されると会社の金銭的損失が生まれるのではないかと考える方がいる。しかし、労災の給付は国から支給される。会社自身が払うわけではないため金銭的損失はない。
(ただし、メリット制という制度があり一定数の労働災害があれば保険料は高くなり、逆に労働災害が少なければ保険料は安くなる。これは労働災害が1件でもあると保険料高くなる。というわけではないので安心してほしい)
この事例は、のちに会社の配慮があり本人も乗り気ではないのであまり強くは勧めないが、3回目があるのであれば話は別だ。何かあってからでは遅い。話を聞く中で、労働者の弱みにつけこんで労災を取らせまいとするところがみえているので、知り合いを説得できないのがただ悔しい。
労災認定
最近知り合いが仕事上の過度のストレスにより業務中に失神するということが起きた。
人づてに聞いたので詳しい内容がわからないが、労災認定について改めて復習するためにまとめる。
労災保険から支給を受けられるかどうかの判断は、厚生労働省が策定した「心理的負荷による精神障害等にかかる業務上外の判断指針」により行われる。
認定基準を見る前に労災保険におけるメンタルヘルス疾患(精神障害)の判断の評価基準が3つある。
1.業務による心理的負荷
その精神障害の発病について、業務の心理的負荷の強さがどの程度か評価される。
2.業務以外の心理的負荷
心理的負荷には業務だけではなく、家庭、友人、恋人など人間関係の負荷や金銭、健康などの社会的負荷など業務以外の心理的負荷が原因ではないかが評価される。
3.個体側要因
精神障害をすでに抱えているや社会生活の適用の程度、その人の性格などが評価される。
この3つを総合的に判断し労働者の発病の関連性について評価される。
そして認定基準。
認定基準3要件
1.認定基準の対象となる精神障害を発病していること
2.認定基準の対象となる精神障害の発病前おおむね6ヶ月の間に、業務による強い心理的負荷が認められること
3.業務以外の心理的負荷および個体側要因で発病したと認められないこと
の3つの要件をすべて満たす場合に認定される。
(認定基準の具体的な対象は長くなるので割愛)
まだ具体的な内容を聞いてないので判断は出来ないが、心理的要因で労災の認定を受けるには上記の3要件が必要だ。
労災と認められた場合の給付内容については次回書くとする。