好きな花はマーガレット

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障害者自立支援機器「シーズ・ニーズマッチング交流会2016」

に参加してきました。

 

この事業は平成28年度障害者自立支援機器等開発促進事業の一環として行なっている。

 

交流会では、開発や改良を行う機器の展示を行うとともに、障害当事者と企業・研究者、政府系の開発支援機関等が一堂に会し、体験や交流を通じて、良質な支援機器の開発、さらにはこの分野への新規参入の促進を図るものである。

 

 主な目的は、聴覚障害者の日常生活支援機器の開発成果報告会に参加すること。

 

時間に合わせて会場に行き、受付を済ましパンフレットに目をやると上記の成果報告会が予定から削除されている。なんてことだ。

 

気を取り直し、展示会場に行き開発機器などを見ることに。

多くの企業様が自社の開発機器をアピールする中、1番気になったところはNTTドコモの「みえる電話」

 

みえる電話とは通話相手の言葉をリアルタイムに文字に変換してスマートフォン画面に表示するサービス。聴覚障害者をはじめとした、相手の言葉を聞き取るのが難しいと感じている方に向けた製品。

(ここでいう聴覚障害者は自分の声が聞き取れるが相手の声が聞き取りづらい難聴者のことである)

 

普段はろうの方と接するため、特におすすめはできないが、自分の親を含めた高齢者にはとても良いのではないかと思う(まだまだ現役だが)

加齢に伴い聴力が落ちてくるのは仕方のないことである。それに痴呆など歳を重ねるにつれ身体の障害が出てくる。

このみえる電話は、相手の声をリアルタイムでテキストに変換(実演していただき、比較するのも申し訳ないがYouTubeの音声変換と比べものにならず、とても正確でスムーズに変換されていた)

さらに変換されたテキストを保存することができ、あとで「なんて言っていたのか?」と見直すことができる。

 

まだ気になる機器はあるのだが、上げていくときりがないのでやめることにする。

 

目的とは別の企業様の成果報告会にも参加し、たくさん勉強になった。やはり実際見て、聞いて、触れるというのはとても良い経験になると改めて感じた。