愛の告白(ギリシャ神話)
もうすぐ春ですね。
花屋には冬場とは打って変わり、春の花が並んでおり彩りが豊かで目を惹く。
そんな中、チューリップが売り場の1/3を占めているが、まだ早いと思いスイートピーを購入した。
ですが本日はチューリップの神話を紹介する。
チューリップ
海の神ポセイドンを父に、水の精を母にもつチューリップは、愛らしい精だった。
ある日、母の小川で遊んでいると、春の神で庭園と果樹園の守護神でもあるベルタムナスが通りがかり、このチューリップに目を留めた。
ベルタムナスは、愛らしいチューリップを惹かれプロポーズをした。
何度も何度もプロポーズをしたが、チューリップは気にも留めない。
そこでベルタムナスはチューリップをさらっていこうと思って手をかけた。
そのとたん、チューリップは「お父様、お母様、助けて、」と声をあげた。
神々はそんなベルタムナスをあわれに思い、チューリップが美しく明るい色が好きだったことを思い、華やかな「チューリップ」にかえた。
チューリップの花言葉は
「愛の告白」「永遠の愛情」
チューリップを想うベルタムナスが永遠に彼女の好きな花として生きている。