コブシ(春の花)
春に咲く花として「コブシ」という花がある
春のつぼみ、秋に実る果実が握りこぶしに似ているからと言われる花だ。
大きな木に咲く白い花で遠くからよく目立つ。そのため花言葉は
「歓迎」
他にも「友情」「信頼」などがある。
この花は何が特徴かというと食べることができる。
コブシは白い花なのでサラダなどに入れると映える。味もほのかに甘いので食べやすい。
また、揚げたり、おかゆにしてもよい。
花が開花する前の蕾の状態を採取して、乾燥させて煎じて飲むこともできる。
この花を食べることにより得られる効果は鼻炎、鼻づまり、蓄膿症なのどの慢性鼻炎はもとより、頭部のすべての病気(頭痛やめまい)などに効く。
このコブシを使った生薬がシンイと言い、蓄膿症などに適用のある漢方「葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)」となる。
全国に咲いていて味もよく効果もたくさん期待できるのでとても頼りになる花である。