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障害者自立支援機器シーズ・ニーズマッチング交流会2017

平成30年2月21日、障害者自立支援機器シーズ・ニーズマッチング交流会2017に参加してきました。

去年はじめて参加し障害者支援機器について多くのことを知り学んだ為、今回も参加しようと思い行ってきました。

 

聴覚障害者・視覚障害者の日常生活支援機器/盲ろう者の日常生活支援機器」の分野別カテゴリの出展数が去年よりも増えていてとても楽しみでした。

 

多くの企業様参加しており、自社の開発機器をアピールする中、今年の1番気になったところは株式会社サウンドファン様の「ミライスピーカー」です。

 

[ミライスピーカーで聴こえるをもっとみんなのものに]

というキャッチコピーをもとに、快適な「音のバリアフリー」環境を実現するために開発されました。

 

従来のスピーカーとはなにが違うのでしょうか?それは世界初の特許技術「曲面サウンド」という技術

にあります。

従来のスピーカーは丸い形のしたコーン型の機器を振動させて音を伝えます。

ミライスピーカーは平らな板をわん曲させそれを振動させ音を伝えます。

 

これを曲面振動版と言います。

下記はミライスピーカーのパンフレットからの引用です。

 

高齢者は、通常のスピーカーより蓄音機のほうが聞こえやすい」という話から、蓄音機のラッパ部分の”曲がり”をヒントに開発がスタートした「曲面サウンド」。一転の音源から音を発する従来のスピーカーは、距離が離れるほど音が弱くなりやすい特徴がありますが、ミライスピーカーの「曲面サウンド」は音にエネルギーがあり、多くの方の「聴こえ」をサポートし、さらに、距離による音の弱まりが少なく、大きくない音で遠くまではっきりクリアなまま耳にきちんと音を届けることができます。

 

曲面振動版とは一体どういうことなのか?実際に目の前でオルゴールと下敷きを使って体験しました。

Youtubeに同じように実験動画があげられているのでそちらをご覧ください。
https://youtu.be/VQYMvUfJhLQ

 

ご覧のとおり、音が大きく聞こえてきました。オルゴールなので出力の変動はありません。下敷きを曲げただけで音が大きく聞こえてきました。


この曲面振動版という構造は一体どうなっているのか?詳しく聞いたのですがさっぱりです。ですので文章にまとめることができません。
他のブログで特許内容のブログがあったので読んだのですが、さっぱりです。ですので興味のある方は探してみてください。
丸投げで申し訳ございません。

 

一つ残念だったのは、通常のスピーカーが用意されておらず、比較がその場ではできなかったのでどの程度の違いがあるのか体験できなかったことです。
間違えて伝わらないか心配なのが、この曲面振動版は音を大きくするといことではないです。
従来ならば分散する音を力強く(サウンドファンではエネルギーのあるという)飛ばすことができ、同じ音の大きさでも遠くまではっきりとクリアに聴こえるということです。
音を大きくすれば遠くに聴こえるといことで聴こえの悩みを解消するのではなく、クリアにはっきりと届けさせることにより悩みを解消するというスピーカーとなっています。


ミライスピーカーの事が長くなったのですが、今年もこの交流会に参加して大きく気づいた事がありました。


私事で申し訳ないのですが「手話通訳がストレスなく読み取れるようになった」ことです。
去年は手話通訳者の手話が速いと感じ断片的な読み取りでした。1年間手話の勉強をしてきて、先生にも散々怒られはしましたが、今回この手話通訳をみて読み取りができるようになったのはとても嬉しく思いました。
またこれからも手話の勉強を続けていき、ああいった場に自分が立ちたいとも感じました。