好きな花はマーガレット

「花・薬・法律・手話・占い・音楽・絵本」など興味あるものをアウトプットする雑記ブログ

コブシ(春の花)

春に咲く花として「コブシ」という花がある

春のつぼみ、秋に実る果実が握りこぶしに似ているからと言われる花だ。

 

大きな木に咲く白い花で遠くからよく目立つ。そのため花言葉

 

「歓迎」

 

他にも「友情」「信頼」などがある。

 

この花は何が特徴かというと食べることができる。

コブシは白い花なのでサラダなどに入れると映える。味もほのかに甘いので食べやすい。

また、揚げたり、おかゆにしてもよい。

 

花が開花する前の蕾の状態を採取して、乾燥させて煎じて飲むこともできる。

 

この花を食べることにより得られる効果は鼻炎、鼻づまり、蓄膿症なのどの慢性鼻炎はもとより、頭部のすべての病気(頭痛やめまい)などに効く。

 

このコブシを使った生薬がシンイと言い、蓄膿症などに適用のある漢方「葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)」となる。

 

全国に咲いていて味もよく効果もたくさん期待できるのでとても頼りになる花である。

 

 

梅(ウメ)

サクラの季節が来たのだが、ひとつ紹介し忘れていた花がある。

 

ウメ」だ

 

ウメには観賞中心の花ウメと果実を利用する実ウメの2種類がある

 

鑑賞中心のウメも鮮やかな淡いピンクと濃淡の赤が混じり合いとても魅力的な花になっている。

 

果実を利用する、というのはみなさんお分かりでしょう。梅干しなど身近な存在だ。
民間療法としては梅干しを額に貼れば頭痛が治るという。

 

そう、ウメには鎮痛作用がある。さらに抗菌作用もある。

 

青梅をいぶして乾燥させてできる生薬を「烏梅」という。
これを煎じて飲むことにより各種の痛みを抑えることができる。


また、果汁を煮詰めて作った「梅肉エキス」はコレラ赤痢などの抗菌作用を示す。

 

いや、そのように手間暇かけずにコンビニ、スーパーで買うことのできる梅酒にも一定の効果がある。

それは、咳を鎮めたり扁桃炎、咽喉炎、急性腸炎など効果を示す。

 

わたしが幼い頃、よく梅干しの種を噛んで、中のふにゃふにゃの粒を食べていました。それは仁という。みなさんもそれを食べた経験あるでしょうか?

その仁は便秘に効果がある。お通じに悩んでいる方はお試しあれ。


というように、ウメは観て良い食べて良い香ってよい。とても万能な花である。


そのウメの花言葉

「上品」
「忍耐」
「独立」
「高潔」


サクラも素晴らしい花であるが、ウメはそれ以上に身近に存在する素晴らしい花ということを知ってほしい。

サクラ(日本神話)

寒さもまだ残る中、4月を迎え新年度が始まった。

開花も例年より少し遅れ、都内では今週末(4月9日)あたりがとても見頃になるよう。

 

サクラについてはギリシャ神話の説明はない。

サクラは日本の国花(非公式)とも言われ、たくさんの日本人に愛されている。なので日本神話を紹介したい。

 

 桜 -サクラ-

 

山ノ神(オオヤマツミノカミ)と野の神(クサノヒメノミコト)との間に生まれたコノハナノサクヤビメのちに富士山の神とみなされ、浅間神社に祀られ安産の神として信仰される)は、ニニギノミコトと結婚するまで、宮殿の奥深くで生活していた。
あるとき、父の命によって、雲を踏み、霞に乗って紫雲にそびえる富士山頂に降り、種をまいた。そこから日本の国にサクラが咲きみだれるようになったという。

 

花言葉は「純潔」「壮大な美しさ」「心の美しさ」「優れた美人」

 

 

余談だがデンマークがサクラを国花にしたいという内容の記事を見たのだが、わたしは反対である。

 

なぜならデンマークの国花はマーガレットだからである。変えなくてもいいじゃん。

 

 

 

絵本の紹介(あずきとぎ)

この作者の名前を見たときは「え???」と思ったが、読み終わると「さすが」と感服した。

 

 あずきとぎ

 

夏休みの間は田舎で暮らすんだ。何にもないや

 

と男の子が田舎のおじいちゃんの家に遊びに来た。

 

むし。くさ。いし。はな。とり。き。はやし。もり。やま。

 

 

 

かわ。

 

 

 

…しょきしょきしょき

 

 

男の子は家に帰り川で聞いた変な音の話をした。


おじいちゃん、川で変な音がしたんだ「しょきしょきしょき」って

 

ああそれはあずきとぎだ

 

あずきとぎって?

 

おばけだよ。あずきを洗う音をさせるんだ

 

どうして?

 

さあねえ。音がすると滑ってふちに落ちるそうだよ

 

おばけなんていないさ。気をつければ平気さ

 

 

男の子は次の日川へ遊びに行きました

 


すごい。魚がいっぱい。すごいすごい

 

 


…しょきしょきしょき

 

 

 

 


さてどうなったでしょうか?

 

 

わたしは最後まで読み、背筋がゾっとした。

 

 

作:京極夏彦
絵:町田尚子
編:東雅夫

セルフメディケーション税制

今年から一定の成分の入った医薬品を購入すると10万円を超えなくとも税金が返ってくる法律が施行された。

それがセルフメディケーション税制(医薬品控除の特例)

 

平成29年1月1日から平成33年12月31日まで健康の維持増進及び疾病の予防への取り組みとして一定の取り組みを行う個人が対象となる。

 


個人の対象の範囲は自己又は自己と生計を一にする配偶者その他親族に係る一定のスイッチOTC医薬品の購入の対価を支払った場合

(生計を一にするとは必ずしも同居していなければいけないということではない)


基準額、対価の合計額が12000円を超える部分の金額(88000を超える時は88000円)をその年分の総所得金額等から控除する。

 

一定の取り組みとは「メタボ健診、各種予防接種、定期健康診断、健康診査、ガン検診」のいずれかをおこなったものである。

 

一定のスイッチOTC医薬品とは医療用医薬品から転用された82成分を含むOTC医薬品

(OTC医薬品とはover the counterの略でカウンター越しに販売される、いわゆる大衆薬や家庭薬のこと)

 

対象となる人は

・上記一定の取り組みをおこなっているもの
・12000円を超えている(扶養家族分を合算)
所得税、住民税を納めている

これを満たすものである。

 

対象OTC医薬品はどこでわかるのか?

 

OTC医薬品のパッケージにシールが貼られている(表示に法的義務はないので表示がないものもある)
OTC医薬品を購入時のレシート、領収書に例えば星印などのマークがある(統一の決まりがないので各購入店に問い合わせることが必要)


戻ってくる税金はいくら?

所得税率20%の人が年間5万円購入した場合

 

所得税
(50000円ー12000)×20%=7600円

翌年度の住民税(地方税)分
(50000-12000)×10%(個人住民税率)=3800円

7600+3800=11400

11400が戻ってくる金額

※12000円を超えた金額が減税額(戻ってくる)になるわけでは無い。

 

従来の医薬品控除制度とセルフメディケーションえ税制を同時に利用することはできない。申告者自身で選択し申告を行う。

 

この制度ができたので少額の医薬品控除が可能になった。

エピナスチンやフェキソフェナジン、クロモグリク酸が入っている花粉の薬が対象なので12000円はすぐに超えてしまうのではないかと。

 

レシートや領主書は大切に保管しなければいけない。

 

 

 

 

食あたりの下痢止め

ここ数日外食が多かった。

 

昨日の朝食、数日前に作っていたスープを飲むことにした。

心配なので少しなめてみると味に異常はない。

一口、二口、三口飲んだ時に気がついた。

 

そうだ、わたしは花粉症だ」

 

その時にはすでに時遅く、口の中に広がった酸味で顔が歪んだ。

 

 

その夜から翌朝かけてトイレのドアを何度も開けた。

 

 

 

さて、今日は食あたりの対処について説明しよう。

 

まず、食あたりの下痢はむやみに止めない方が良い。

これは止めてしまうと体内に細菌が残ってしまうためである。身体が押し出そうとする代謝なので、いたずらに止めない方が良い。しかし、あまりにも酷く、脱水をおこすような状況であれば止めた方が良い。

 

他にも学校・仕事・長時間の移動などすぐにお手洗いにはいけない場合がある。こういった時に止めてしまうのはかまわない(身体にはよくないが)

 

 止めるための薬にも種類があるので注意してほしい。

 

 

食あたりの場合で使うことができる成分は

 

塩化ベルベリン、タンニン酸ベルベリン、クレオソート

 

など腸内を殺菌する成分が含まれていることが必要。

 

間違えてはいけないのは

 

タンニン酸アルブミン、塩酸ロペラミド、次没食子ビスマス等(ビスマスを含む成分)

 

上記は食あたりの下痢には使用しないこと。

 

 

今回は食あたりのみで済んだ。数年前、食あたりなのかわからないが、身体中の水分が穴という穴から出てきて意識を失ったことがある。

 

暖かくなりはじめたので、食品には十分に注意したい。

 

 

休業手当

20170226の年次有給休暇 - 好きな花はマーガレットでそれを使わなくても休めるという説明があったのでここで詳しく書く。

 

 

事例ではアルバイト先が改装なので年次有給休暇で休みを取りなさいと言われたと相談があった。

わたしは年次有給休暇を使わずとも改装ならば別な方法が取れると説明した。 

 

別な方法とは何か?

それがタイトルにある休業手当だ。

 

それは一体なんなのか

 

休業手当

「使用者の責めに帰すべき事由による休業の場合、使用者は、休業期間中労働者に、平均賃金の60%以上の休業手当を支払う必要がある」

労働基準法ではこのように規定されている。

 

この「使用者の責めに帰すべき事由」とは一体何か?

 

例えば建設会社では、建設物を作るための材料が不足して仕事が出来なくなった時や、建設物を作るための資金が足りなくなった場合がある(地震などの天災により、休業した場合は除く)

他には予告なしに解雇した場合の予告期間中の休業(解雇予告については最近あった事例があるので近くまとめる)

さらに、内定をもらい学校を卒業して入社を待っていたが、会社の都合により入社を先送りされ自宅待機になった場合等がある。

 


ということで簡単にいうと「会社の都合」ということだ。

 

会社の都合で労働者に休業をさせた場合、会社は労働者の生活保障をしなければならない。それが休業手当だ。


事例であったアルバイトがお店の改装により休む場合、お店からは「有給休暇をつかってください」といわれた。この方はそもそもアルバイトに有給休暇が付与されることを知らず、ありがとうございますと承諾したが本当は休業手当を支給しなければならない。


つまり、お店が改装という会社都合のため休まざるを得ない場合、労働者には平均賃金の60%を支払わなければならない(正社員・アルバイト問わず)


そして年次有給休暇は、お店の改装が終わり営業再開してから改めて労働者が使うことが出来る。

 

労働者が休業手当を知らないのをいいことに、有給休暇を使うという当然の権利を、さも与えたように振舞う偽者の優しさを出してきた事案である。