金銀花
むかしむかし双子の姉妹がおりました。
姉を金花、妹を銀花といいます。
二人はとても仲が良くいつでも一緒に過ごしておりました。
ある日、金花が病に倒れました。
銀花は一生懸命看病を続けたが、やがて自らもその病に倒れてしまった。
「同じ日に生まれたから、同じ日に死にたい。死んだら同じ場所に埋めてください。」
そうして二人は息を引き取りました。
すると同じ場所に埋められたその場所から、黄色と白の花が咲いた。
これを金銀花(スイカズラ)と名付けた。
金銀花(スイカズラ)
花言葉「献身的な愛。きずな。兄弟(姉妹)の愛」
生薬としての金銀花は解熱やのどの腫れに使われます。
それを含んだ有名な漢方「銀翹散」があります。
銀翹散について次回、説明したいと思います。